明るい健康計画

明日は「いいかんじ!」になる。

電子書籍の衝撃

ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日 : 2010-04-15
電子書籍についてのさまざまな興味あることが説明されている。
必要性、アテンションエコノミーに有効である。現在、米国では図書館の主導により、書籍の電子化が進んでいる。グーグルBOOKがビジネスでの利用目的の先人を切ったが、著作権の問題があり、図書館に引き継がれることになった。
有効性、セルフパブリッシング、自ら発表(印刷して出版も)出来る。日本の出版業界の「売れないから、出版する」というジレンマから、抜け出す方法である。良書を育て、悪書を駆逐する手段ともなる。
出会い、本との出合いの機会にもネットが活用される。また、ネット利用のスキルがなければ、生き残れない。SNSやブログの活用、インフルエンサーの利用など。コミュニケーターとして読者をともに、結末までの一体感を味わう。また、作品とは、著作物のみではなく、作者の発言や行動も、すべてが一連の作品であるとする。

ビジネス書(自己啓発書)の使い捨て可能なものでは、必要な部分を切り取る利用法で、非常に有効だと考える。
作者の全てがアートであるとの考え方も分かるが、それでは“謎”がなくなってしまいワクワクしない。

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